タグボートに押されて着岸。

9月6日(木)
朝、5時半に目が覚めて、すぐにカメラを持ってデッキに向かう。
船はすでに廈門に入っている。
運河の両側に乱立する高層ビル群。
中国が発展しているということがよくわかる光景だ。

6:00 朝食を普通に摂る。
いつもは7時スタートの朝食も、今日は早く出る人のために1時間早めています。
メニューはいつもと同じ。

今日は廈門でオプショナルツアーに参加します。
「コロンス島観光Aコース」
フェリーでコロンス島に渡り、世界遺産の街を見てきます。

8時すぎには下船の手続き(旅行会社の一括申請)が終わり、ツアーごとに集まって下船します。下船したら、ツアーのグループごとに通貨の交換。10ドルだけ交換しました。(65元分です。)

9:50 フェリーに乗船。
島と島を結ぶ、たった25分のフェリーなのに、しっかりセキュリティーチェック(含むX線)がありました。
中国恐るべし・・・

10:15 フェリーがコロンス島に到着。
ガイドの王さんの説明をイヤホンで聞きながら古い町並みを歩き、なんと11時に昼食ですって。
昼食会場はそこそこきれいなレストランで、福建料理をいただきました。

日本人に味を合わせているという話だけど、うまかった!

昼食後はコロンス島の最高峰で展望台にもなっている日光岩の登山。
とにか暑くて、登る気力もなくなりますが、頂上は風も強く、その点だけは快適。
でも、混雑し過ぎでほとんど山頂にはいられませんでした。

今日の気温は35度くらいになったとか。汗だくです。
それでも、参加者が一人も脱落したり具合が悪くなったりしないのは見事です。
さすがに世界一周をやとうとするくらいの人は、元気だな。

下山後、屋上からのながめが良いという「李家の家」(現在はお土産物や)に移動。ここで、お茶とお菓子や乾物をいただきました。お茶を飲みながら、ガイドの王さんが、
「このホタテの燻製は○○元。でも、ドルでも大丈夫。○○ドル。3個なら○○ドルで大丈夫。」と商売を始めます。(実際には商売でなく、店の人の声の通訳ですが。)しかも、このお土産物やの出発が、50分後という暴挙のような長さ。

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昔はありましたよ。
中国のツアーでガイドがお土産物屋に引っ張っていって、長時間買い物に付き合わせるということが。それが今も続いているとは、驚きです。
ようやく集合時刻になり、再び移動するも、土産物屋街を過ぎたあたりでまた休憩(自由行動)。1時間半も時間を与えられてしまった。
暑い中1時間半放たれても、汗だくでは何もやる気がおきませんて。

そう言いながら、せっかく与えられた時間を無駄にすまいと行動開始。風琴博物館まで行ってきました。ここも世界遺産を構成する立派な建物です。
入場料は20元。
風琴とはオルガン(パイプオルガン)のことで、さすが「ピアノの島」と呼ばれていた島に」ふさわしい展示かもしれません。(展示はあっという間に終わる。)
その後、さらに奥へ奥へと向かったものの、道がよくわからなくなり、きた道をそのまま戻り、集合場所に到着。残った時間はマック。(涼しい・・・)

マックの中国語表記はこうなる!

フェリーに乗って廈門の港に戻り、そこからすぐにピースボートに戻ってきました。

すぐにシャワーを浴びて夕食会場へ。今日はカツカレーでした。
久々に暑いところに一日いて、しかも歩き回ったため、船に戻っても油断すると汗をかきそうになります。
部屋の冷房が一番快適なので、ベッドの上でこの日記を書いています。
今日はこの日記が終わったところで眠りにつくことにします。

本日の日程とまとめ

5:30 起床 廈門の街を写真に収める。
6:00 朝食
7:50 ツアー申し込み者集合
8時頃 ツアー客移動開始
9:50 フェリースタート!

コロンス島で観光と昼食
17:00 フェリー出発
17:30 廈門港到着。
18:10 出国手続きをして船内へ移動。
19:10 夕食

この文章ではあまり多くの説明はしておりませんが、コロンス島は世界遺産です。

いろいろな国の文化が重なり合い、もともとの中国と共存した町並みは、非常に美しいものでした。暑かったけれど、行って良かったと思える場所でした。

両替して手に入れた65元の使い道
昼食時のビール追加 12元
お寺への寄付(お賽銭みたいなものか) 1元
ももソフトクリーム 5元
風琴博物館 20元
アイスコーヒー 22元
缶ジュース 5元

廈門港に戻り、換金できない5元の硬貨を使い切るために、自動販売機で5元ぴったりのジュースを購入しましたが、砂糖入り麦茶みたいでした。
6元あれば3元のコーラを2本買えたのにぃ・・・
かっこつけてお布施を入れたことをやや後悔した瞬間でした。

ちなみに、コロンス島はお土産物屋さんがたくさんありますが、ほとんどクレジットカードが使えません。(中国のペイジーは可。)また、他の通貨(ドルやユーロ、円など)も使えません。(一部は無理やり使えるところもあるようですが)

事前に元に換えておきましょう。

明日の行事予定を見ると、午前中はあまり多くありません。今日の疲れを取るための作戦のようです。(船内新聞にも書いてありました。)

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